イタリア ウエディング


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2011年3月16日水曜日

言語 お互いちょっとクスっ



2週間ほど前、前にも登場した
実家のお隣さん、マリーノさん家にいってきました。


農家のお家なので、いろいろと毎回面白いものを見せてもらいます。

今回はこれ



















暗くてわかりにくいですが、
生ハムさんです。
ブタさんです。

違うアングルで























またまた暗くてわかりにくい・・・


これ、最初はこのように家の中で干されているのですが、
次の工程で専用のお部屋で干されるらしいです。

今の状態は
塩だらけになっていて、
底の部分にキッチンペーパーが固定されていました。

水分が出てくるらしい。だから、ぽたぽたとしたたらないよう、キッチンペーパー。

これ、1年くらいかかるらしいです、出来上がるまでに。

去年はすでに出来上がっているものを
スライスするところから見させていただきました。

味は絶品です。


一番左はベーコン。

ベーコンのみも撮ってみました。
























さらにわかりにくい・・・・

私の携帯電話のカメラ、フラッシュがついていないので、
部屋の中だとこんなになるんですよ~~



とにかく、
人類ってやっぱりすごい、と思わされました。

人は年月を重ねて、食に対する工夫を考え出していくんですねぇ。

日本でもあるもんね、保存食のようなもの。


食べるものが贅沢にない時代に
みんなどの国も、工夫をしながら生活していたんだなぁ、と感心。



と、マリーノさん家に家族みんなでいくと
よくあとで話題になるのが、

地元の農家の人たちの会話って、
うちの家族たちにもよくわからないことが多いということ。

なぜなら
極度になまっていたり、正しいイタリア語の文法じゃなかったりするから。

おもしろいらしい。


おいおい、なまりをバカにするなよ~~!
それに私からしたら、イタリア語だって、よく、クスっってなっちゃうんだけどっっ


たとえばですね、

1日数十回聞く、初歩的な言葉では


えっと~、 
なんていう会話の間のようなつなぎのような言葉はイタリア語で、

"アッロ~ラ~"

とか言うし、


これはいつもほんとに顔にでそうでやばくなるんだけど、

ほらっ見て ほらっ来た ほらねっ
みたいななんていうか掛け声みたいの

"エッコラクワ~~"
"エッコロクワ~~"

とか言うし、


他にも

"ペルチョ" とか "ベ~ロ~~(ちょっと強気に)" とか


テレビ見てても
ちょ~~渋いめちゃくちゃイケメンなおじさんとかが言うと

ありえないくらいかわいい~~~

とか思ってしまう。。。


ハリソンフォードみたいなおじさまが、
低~~い声で

"エッッコラクワ~~"

とか言うのを想像してみてください。


NINAの散歩にでると、初老の渋いおじさまたちがやはり犬を連れて散歩中。
何人も顔見知りになりましたが、

NINAを遠くに見つけると、
この渋いおじ様たちがちょ~遠くから
満面の笑み+でっかい声で

"エッコラ~~"

って言ってくださるのにはもう、ほんと、

あなたにチュ~~していいですか~?? と言いたくなります。


さらに、小さいの意が"ピッコロ"なことについては

とにかくイタリアのドラゴンボールでは絶対ピッコロの名前、
変えられてるはず。
あんなおどろおどろしい大魔王が"小さい"じゃあ、それはあんまりです・・・
(実際には日本のアニメ、イタリアでは名前が変えられてること多々あり)


あと、ちょっとシモな話になってしまいますが、

イタリア語の 5 って

チンクゥエ というのですね・・・・

(10回チンクゥエって言ってみてください)


私は最初、何度も顔を赤らめました。

だって聞こえてしまうのですよっっアレにっ
ヘア~に!


これもやはり、
上品なおばさまの口から発せられると、
最初はかなり衝撃的っったらなかった・・・

すぐ慣れましたが。
自分も顔を赤らめずに使えるようになりましたが。


たとえば、

マンカ (足りない、寂しい) 


!!!
ふぅ~~~ ギリっっ あっぶね~~(汗)
とか1人思ってみたり。
(実際にはこれ語尾が変化するので、可能性としてはあれになりうる・・・)



これは有名な話ですが、イタリア語の"乾杯!"

"チンチ~ン!" 


!!!!!
モロじゃん!!!(汗汗)
とか思ってみたり。


にきび面の中坊みたいに敏感になっていた私って・・・
ちなみ今年35歳・・・


いやいや、
わたしからしたら、ほんとうに突っ込みどこマンサイなんですよ。

何度、友達とこれを分かち合いたいと思ったことか!
一人なんてっっ贅沢すぎるぅ・・・



こんなこと言うの、それこそちょっと失礼じゃあないんですか??


と思うかもしれませんが、


実は
すでにイタリア人から何回も日本語笑われてます、私。。。


笑うって言っても、スマイルねっ

なぜか

"くるみ"

って言ったときのあのみんなの穏やかな顔、忘れられん・・・


「もう1回言ってっお願いっ!」と
何度もアンコールをもらい、

ま、みんなが笑ってくれるなら、喜んでアホになりましょう、と
私はみんなの前で、

"くるみ" を連呼。意地になって連呼。


妙齢の男性にハグまでされて、
そこでようやく心を開いて友達になれた人も何人かいます。


お互い、聞きなれない言語っておもしろいものなんですねぇ。



日本にいたとき、イタ夫&イタ夫家族が
私が"とんかつ"っていう度に笑ってたのも今では納得。
イタリア語ではカッツォが汚い言葉。。。


だけど、笑われたっていちいちきりきりしててもストレスだし、
笑ったら失礼かも、とか気をつかうのも面倒くさいし、
お互い笑って受け止められてたら、それこそお互いハッピーよねぇ


なんて、どんどん話がそれましたが、


はい、イタリア語勉強します。。。えらそうに言語について語るより。。。



近所でこんなお花を発見。
みんなに見てもらいたくて。

なんだか日本がなつかしく思い出されるような花でした。


















日本の大地震について、
イタリアにいてはなかなかリアルタイムで正しい情報が入ってきにくい状況ですが、
日本のみなさんが本当にがんばっているというお話が
度々聞かれます。


ここイタリアにいて、
無力で能なし金なしの私にはどうすることもできず、
モンモンしている毎日ですが、
こちらでできることを少しずつはじめてみました。

まずは募金ですよね。

だけど、その次にはなにができる??
とか、考え始めると、また ハタっ、と固まってしまう能なしの私ですが、


まぁ、急がずあせらず、だけど思いついたら迅速にっをモットーに
できることをしていけたら良いなぁ、と思う今日この頃であります。。。



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