イタリア ウエディング


シエナ・アッシジでのイタリア式市庁舎結婚式に関するお問い合わせお待ちしております
シエナ・ペルージャ・アッシジへの旅行に関する相談承ります!
詳しくはメールにてお問い合わせください

2015年1月13日火曜日

プンタレッラ



イタリアのローマでよく食べられているお野菜、

プンタレッラ。


トスカーナに住んでいたとき、
ウンブリアに住んでいる今、

普通のスーパーマーケットで見つけるのはちょっと難しい。


イタリアって
地域によって頻繁に食されているものが結構違ったりします。


全土で手に入るような一般的な食材もあれば、
ほとんどその地域でしか食べられていない食材もある。


プンタレッラは後者で、

他の地域では
スーパーではほぼ見つけられず、
メルカート(市場)にいくとたまにあるかな?
ってくらいです。


なんと、
以前お話しした近所の極小メルカートで発見した今日この頃。
(白菜見つけたメルカートね)

イタ夫マンマがローマに行った際には
必ずお土産に買ってきてくれるものも合わせて

週に1〜2回は食べています。


イヤね、
イタ夫ファミリーは20年ローマに住んでいたから
彼らには超日常食。
イタ夫の大好物なのです。



見た目。


















処理前の写真は忘れてしまいました。。。。。

コレは処理後、味付け後です。


このプンタレッラ、下処理は根気勝負だったりします。

ひとつひとつナイフと手で細く割くんだけど、コレがすごく大変。
テレビ見ながらのんび〜りやります。

その後は水に3時間は浸けなければなりません。(水も2〜3回変えて)
水に3時間浸けると、クルんとカールします。

味付けは、
ニンニク・アンチョビ・塩・白ワインビネガー・オリーブオイルです。

イタ夫は、なんとさらにレモンもたっぷりかけ、
どんだけ酸っぱいんだ?ってくらい酸っぱくします。

だがしかし。

本当に!おいしいのです。
レモン、大正解。



野菜自体はさっぱり苦味があり歯ごたえはコリコリ、
酸っぱさが加わるとさらにさっぱり。
いくらでもいけます。


日本でも売ってるのかな?って
ちょっと気になってネットで調べてみたら。

な、なんと!!!

宮城県が
『プンタレッラプロジェクト』
なるものを進めているではありませんか!!

プンタレッラプロジェクト詳細はこちら


いやぁ、素晴らしいことですネ。

コレは本当にオススメ野菜なので
日本のみなさんにもぜひ食べてもらいたいです。


ところでレモン。

イタ夫くんはだいたいなんにでもかけます。


お酢の和え物はもちろん、
野菜のソテーにもこれでもか!ってほどかけます。
お肉やお魚料理にも大量散布。

酸っぱいもの苦手だった私も
最近ではレモン族に仲間入り。



イタ夫ファミリーのレモン消費量はもちろんのこと
果物・野菜の消費量、

目を見張るものがあります。




















コレは見習わなければだな、


私も野菜や果物をメルカートでできるだけたくさん購入。


例えばこの写真は果物皿その1。
果物皿その2もあったりします、我が家。二人しかいないのに。

イタ夫をメルカートに行かせると
もうどうやって消費すればいいのかわからないほどたくさんのタイプのものを
各大量に買ってきたりもするし。


イタ夫ファミリーというより
イタリア人のみなさんの日常なんだろうな、と思います。


それらを消費するために
私はシコシコと
イタリア料理を研究したり、創作和食、中華などを考えたり
日々キッチンで奮闘してま〜す。

とにかく
プンタレッラ、機会あったら食べてみてネ!!



2015年1月8日木曜日

クリスマス 2014


明けましておめでとうございます!!

今年もヨロシクねっっ


なんだかすでに2015年も1週間過ぎたような・・・・・・

早すぎ。

イタリアの我がファミリーでは
年末年始に突然親族の悲しいニュースがあったり騒動もろもろあり、

クリスマスもお正月も
イタ夫両親と私たち夫婦とニーナのみでさみしくお祝いしました。



イタ夫と私の夫婦だけのイブのランチも
ちょっとクリスマスぷんぷんにしてみました。




















そして、ケーキは実家にいっぱいあるけど、
ひとつくらいは作って持って行こうかネ、と用意したモノ。




















た、食べちゃった。。。。。持っていかなきゃなのに。。。

ま、お客さんもいないし、
『作ったゾ!』というのが家族に伝われば・・・ネ・・・ダメ??


ケーキの名前はtorta sbriciolata alla ricotta e cioccolato
       (スブリチョラータ アッラ リコッタ エ チョッコラート)
中はリコッタとチョコ、そして私は今回イチゴジャムも使った。
イタリアではよく食べられているケーキで、
衝撃的にオニうまなんですヨ〜〜。


実家へ向かう前に
ケーキともうひとつ用意しなきゃいけないのがコレ。
























ニーナサンタ。

さみしいクリスマスですから、
ちょっとしたクスクス笑いを願って。

想像以上に
ノンナもノンノも大喜び。

よかったよかった。


実家に着いてみると、
ツリーの下にはすでにプレゼントがいっぱい。

見るだけでテンション上がります。
でもあけられない・・・・・・涙



















かすかに見える我らがハンズとユニクロの袋は
私たちが置いたもの。
家族へのプレゼントは帰省のときに買ってきましたよ〜〜〜



我が家では
25日のランチは必ず、メインにパスタフォルノを食べます。

パパが好きなのと、パパの生まれたシチリアでは
よく食べられるモノらしい。



















4種類のチーズとミートボール、ゆで卵なんかが入ってるラザニアみたいなもの。

ものすごいボリュームです。


その他、25日は夜にもたっぷり食す。。。。




















一例として肉料理とか。
とにかく詰め込みます。。。。。


そして、
26日のランチは我が家は必ずブロードコンカッペレッティ。

ウンブリアではクリスマスにみんな食べるようです。


ブロードは前の日に作ります。

何度もこのブログでも紹介したブロード作り。

















野菜と肉をコトコトじっくり煮たもの。
ブイヨンのことですネ。

お肉は、普段いくつかのタイプの牛肉と豚肉などのミックスですが、

今回はウンブリアではよくクリスマスのブロードで使われる
カッポーネという鶏肉も使いました。
(マンマはウンブリア出身ではないので初めて使うらしい)
カッポーネとは去勢した雄鶏という意味。たぶん。
お肉がとにか〜く柔らかかったです。

カッペレッティは
パスタ生地の中にお好みの詰め物がしてあるギョウザ風のもの。
我が家は、パルミジャーノとハムでした。


出来上がりはコレ。



















すご〜〜〜くおいちぃ!!!

家で作ったブイヨンはやっぱり格別。
深みがまったく違います。


この他、写真忘れたけど、

ブイヨン作りに使ったお肉を手で一口大に割いたもの、
ブイヨン作りに使ったお野菜を一口大に切って
オリーブオイルと塩、お好みでお酢などで味付けしたもの、

これらを
パセリソースでいただきます。
(上の写真の左はじにパセリソースあり。)


スィーツはほんと色々とありましたが、

一例として
私の持ってきたケーキはこんな。



















向こう側のは
"松の実とクリームのおばあちゃんケーキ"(本当にこんな名前)

ウンブリアでは、クリスマスに松の実もよく食べるようですネ。


あとは、お約束の
パンドーロクリーム添え。






















食べた物ばっかり棒読みで報告してみました。


ちなみに
テーブルのデコレーションはこんな。






































シャンパンも
クリスマスだ、年末だ、年始だと繰り返しがぶ飲みし。。。。。。


このように年末年始が過ぎ去りました〜〜〜

と、いうことで
3kgは太ったはず。

今まさにダイエット真っ最中なAyaとイタ夫。と、ニーナ。。。。。