イタリア ウエディング


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2011年2月2日水曜日

カヴォルフィオーレ



今日はまるで春のよう。
ぽかぽかで、日なたではコートがいらないくらい。

ただ、やっぱりセントラル(塀の中)は寒かった。
どうしてなのか。
道が細くてくねくねいりくんでいて、日があたらないからなのか。
石畳がわぁ~っと続くからなのか。

私たちの住んでいるところと、
1・2度どころか、4・5度くらいは違います。

とにかく、NINAちゃんとカンポ広場を
猛ダッシュしてきましたよ~~
(観光客の人に写真撮られた・・・)


さて、今日は久しぶりにお料理をひとつ。

これは超簡単。


カリフラワーを使います。

英語ではcauliflower(カタカナにするとカゥーリフラワー?)
イタリア語ではcavolfiore(カタカナにするとカヴォルフィオーレ
日本語ではカリフラワー

ちなみにイタリア語でフラワー=花 は fiore(フィオーレ)


使うもの

カリフラワー お好きなだけ
黒オリーブ お好きなだけ
たまねぎ お好きなだけ
にんにく お好きなだけ
オリーブオイル 適量
ワイン 適量
塩 適量




カリフラワー、こんなのを4日前くらいに買いました



















ちょっと古くなってる??
黒い部分を取り除き、カットしました。



















そして、黒オリーブ。


















種つきなので、せっせと実の部分をカット、カット。

なぜ種無しばかりを売ってくれないのか??
また、勝手なことを真剣に考えてしまいました。。。

確かに種無し(機械でくりぬいたような形のヤツ)も売ってるんだけど、
こいつは、おいしくてさ。
いつもこれ買っちゃうのです。種つき・・・・

さて、お料理開始。

まず、お決まりのガーリックをオリーブオイルで炒める。
オリーブオイルは気前よくたっぷり使います。

そして、薄切りしたオニオンを入れて
かなりしんなりするまで炒めます。

ここにカリフラワーを投入し、少し炒めて、
オリーブも投入。



















ひたすら炒めます。

塩をまずはだいたい小さじ1杯くらいふりかけ、
さらに炒めます。

そしてワイン投入。

ふたをして炒め蒸し?みたくします。

様子をみて、ワインさらに投入。
塩も味をみてさらに投入。

ワインの水気がなくなってしまうと焦げてしまうから、
なくならないように、ちょこちょこ足していきます。

へらで混ぜながら様子をみてると、カリフラワーさんは原形を失います。


















こんなにぼろぼろになってしまいます。




















できあがり!!


簡単でしょう?
おいしいよぉ

これはイタリアの家庭料理?
たぶん。

私の師匠(お義母さん)がミラノ出身なので、
どちらかというと、北のほうの料理を多く教わります。

これもそうなのかな??


そう、前にもお話したと思いますが、
イタリアでもやはり、地方によってお料理が全然違う。
というより、日本よりももっとすごくはっきりしていると思います。
これはミラノ、これはラッツィオ、これはトスカーナ、といった感じに。

そして、イタリア人は結構うるさい。料理にね。

どういうことかというと、

たとえばスパゲッティペペロンチーノに
なんかちょっと冷蔵庫にあるお野菜をいれたいな、と思うじゃあないですか。
日本でもなんとかペペロンチーノってあるでしょう。
生ハムとかベーコンとかミズナとか。
でも、それをしてはいけないのです、こ・こ・で・はっ
ペペロンチーノは
オリーヴオイルとガーリックと唐辛子だけで作らなければいけません。
おしゃれな現代風レストランとかお高いレストランはわからないけど、
やはり普通のレストランでもペペロンチーノは普通のシンプルなヤツしか
見たことないっス
つまり、"きまったものを使いましょう!"的なことだと。

と、こんな感じなので、
自分アレンジ、とか、ママアレンジ、とか
あまりないみたいです。
もちろん、その家庭の味付け、とかはあると思うけど。

だから、地方ごとに料理が違って、
その方法が的確に正確にアレンジなしで次の世代に伝えられていくのだと思います。
ひとつひとつの料理に名前もしっかりある場合が多い。

日本でいう"なんちゃってAyaちゃん風肉じゃが"、みたいなことはできません、
少なくともお義母さんの前では。。。

イタリアの人はきっとイタリア料理に誇りをもっているんでしょうね。

今、世界で一番多いレストランは
フレンチを抜いて、イタリアンレストランだそう。

たしかにどこの国へ行ってもすぐ見つけられて、普通に食べられました。


ジャパニーズレストランはどうなんでしょう。

日本食だって、おいしくて伝統があって、レパートリーも豊富で
なかなかどうして負けていないと思うんだけどなぁ~~

と、イタリアの片隅で
うんうんっと一人、腕組みしてうなずく今日この頃。。。。。



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