イタリア ウエディング


シエナ・アッシジでのイタリア式市庁舎結婚式に関するお問い合わせお待ちしております
シエナ・ペルージャ・アッシジへの旅行に関する相談承ります!
詳しくはメールにてお問い合わせください

2011年10月4日火曜日

ご近所トラブル in シエナ



前回お話したイタリア語の語学学校ですが、

ただいま、ダンナ様と学校側双方の合意得られず、ストップです。。。。


とはいえ、勉強しないわけにはいきません。
ものすごいまじめちゃんに変貌し、
1日4~5時間はイタリア語の勉強に励んでいるわけです。



最近、ここシエナ中心のちょっと外側の小さな町で、
ご近所問題がものすごいことになっています。


まず、ウチの向かい、さらにちょうど同じ高さの部屋に
"ふとんたたきおばちゃん"なる人が住んでいます。

私はそう呼んでいますが、別に布団をたたいているわけではありません。
イタリアには布団、ありませんから。

あのおばちゃん(みなさん、覚えていますか?)と
同じくらいのレベルの騒音パワーを持つおばちゃん、ということ。

ものすごく怒っているんです、いつも。
たぶん上の階の人々に特に怒っているんだと思いますが、
まわりへのとばっちりがすごいんです。

夜中に、いきなり、
共用部分の階段手すりを棒状のようなもので、長時間ガンガンたたいていたり

昼間でも夜でも、とにかくいきなり
怒鳴り声をあげてみたり。

昼間でもベランダに彼女がいると危険です。

下を歩いていると、声をかけられたりします。
が。下手に対応すると、理由なしに怒られます。


コノ前なんか、私、道端でばったり会ってしまい、ドキドキでした。

結局は、
私はとても良い人・人畜無害にみえるので、
彼女も怒鳴り散らす言葉が見つからず、
しばらく見合った後で

ものすご~~いでかい声、アンド怒った顔で、

その犬、なんの種類??!!!」

と言われました。

「ポ、ポメラニアンですけど・・・なにか?」

「へ~~~!!!ふん!!!」

とのこと。

興味ないなら聞かなきゃいいのに。

どうしてもなにか言いたいらしいです。おそろしいことですね、まったく。


冗談で済まないのが、
夜中の大騒ぎを1週間に2回はやるんですね。
睡眠不足で大変です。

近くに住む長老っぽい人がさすがにきつく諭したらしく、
最近は大騒ぎは1週間に1回くらいに減りましたが。


あともうひとつのご近所問題は、
犬のフン!!

そう、これは他人事ではすまされません。
ウチにも犬ちゃんがいますから。


が、しかし。

私はやはりちょ~まじめちゃん。

ニーナちゃんのフンは今まで、
どんなに緑豊かな場所(川辺とか空き地とか)、
人が通らない踏む危険のない場所(植え込みとか)などなどでも、
放置していったことはありません。 毎回くさ~~いぃうんぴょをお持ち帰りです。

ま、普通ジャン、と思われるかもしれませんが、

こちらはですね、
歩道のど真ん中だろうと、
家の入り口のまん前だろうと、

わんこちゃんのフンが放置されているわけなんです。

犬を飼っていない人も、おおらかなのか、あきらめているのか、
あまり何も言わないというか。
公道のおしっこのしみもあらゆる場所にあるし。

それが最近、問題が勃発し、
ひとつの空き地、
芝生なんだけど、あんまり人見たことない、という中途半端な"緑の憩い場"が
犬立ち入り禁止に。犬ダメ!の注意書き登場。

それでも、その後犬を連れて入る人は続出。

近所のおじさんが日々怒鳴りまくっている始末・・・・・・


女子高生風の女の子が犬をリードなしでこの空き地に入ったときには、

このコとおいちゃんで大喧嘩が始まり、

それを聞いているとどうやら、

女の子曰く、
役所に電話したら、「ここに犬禁止の注意書きを立てたことはない」とのこと。

んんんっ??ということは、おいちゃん、勝手に札立てちゃったのか???


で、おいちゃんは
「リードなしで入って、犬がフンをしてもわからないじゃないか。」

ふん、ふん。まったくもってその通りですな。

女の子は
「いつもフンをするまで確認してる。いつも持って帰ってる。他の人の犬のフンまで持って帰ってるのに、私!!!なんでそんなことあんたに言われなきゃなんないわけ?!クソ親父!!」
とにかくキ~~~!!!とヒステリックに。


いやいや、ごめん、「他の犬のフン・・・」のあたりはうそだろう、あんた・・・・・・

ま、とにかくフンは持って帰ってると。ふん、ふん。


ところで、このおいちゃん、どこの人???
と、よく見てみると、ちょっと離れたアパートに住む、まったく関係ない人。

子供たちのための遊び場を守る!という心意気なんですね。
すばらしいことです。


ま、最後に

十代の女の子が
「ちょっと悪い言葉を使っちゃったけど、
でも私はとても常識のある人間なの。これからもフンはもって帰るし。
今後もあなたとチャオ、と言える仲でありたいから、
悪い言葉を使ってしまったことは謝るわ。」

これで終了。だそうでしゅ・・・・


つ、強いっすね。。。。イタリアの女子高生。



ちなみに、ウチに関して言うと、
実はいつもこの空き地、散歩のスタートに使っていたのです。
私はてっきり、私たちのアパートの私有地だと思いこんでいたので。
(ウチのアパートの裏にあって、専用ゲートまであったんで)

で、塀沿いの花壇の植え込みにおぴっこをさせていました。。。。
なぜなら、いつも散歩スタート時のおぴっこは
小型犬とはいえ直径10cmくらいに広がるくらいするからなんです。
1度10cmをしてしまうと、その後は2滴3滴なんですが。
普段から家の中の犬トイレでしているおかげで。

私の考え方からすると、アスファルトの公道で10cmのしみをつくるよりは
土の上でしみこむほうが良いかな、なんてね・・・・

それが、この問題が勃発してから、空き地でおぴっこできなくなりました。
他の犬仲間のおばちゃんにも、あそこは入らないほうが良いと助言され。
いやいや、助言されなくても、
あのおいちゃんとやり合う、気合と言語能力が私にはありませんので。。。。


そう、つまり、それ以後、アスファルトに10cmのしみを・・・・・・
ニーナちゃん、しみ作る組に晴れて参戦です。。。。

なにが正しいのか、いまだ見えてこず。な状態ですが。

ネットで調べると、犬のおぴっこのにおいには
重曹をまぜたお水をかけると良いとあったので、それを実施したり、
垣根のような土の場所を見つけてはおぴっこさせるようにしたりして
なんとか自分をごまかしています。


ま、今んとこ、誰も私に喧嘩をふっかけてきたことはありませんので、
これでよいのかな?
もうここまでやると、後は、煮るなり焼くなり好きにしろぃ!って感じ。


とにかく、言いたいことはですね。

ここのみなさ~ん、怒鳴らないと問題解決しないと思ってません???
喧嘩してなんぼ。
怒鳴りあってなんぼ。
言い合いに勝ってなんぼ。

みたいな。。。。


6月から8月は
シエナのお祭り"パリオ"のライバル同士の喧嘩が
この小さな町を緊張に包んでいましたが、

この町は、ただ今、
騒音・犬のフン等々でまた危うい空気に包まれております・・・・・




0 件のコメント:

コメントを投稿