海外で生活している日本人の方々の
強い味方といえば、
やはり、
中華料理 ではないでしょうか??
どんなに素晴らしい料理がその国にあっても、
やはりたまには日本食が懐かしくなる。
でも、日本食のレストランや食材店は
(イタリアでは)大都市以外では、まだまだ発展途上のような様相。
レストランは少しあったりもするけど。結構高かったりするし。
食材店はかなりむずかしい。。。
その点、中華料理のレストランは、
本当にどこへ行っても、田舎のほうでもすぐ見つかるし、
中華の食材店もちょっと歩けば結構見つかるものです。
そしていて、
中華料理、とは言っても、
日本でお母さんがお家で作ってくれていた夜ご飯のメニューには
1週間に1度や2度は必ず登場してた料理なので、
その辺の国境、あまり感じません。
餃子、春巻き、麻婆豆腐、春雨の炒め物、焼きそば、チャーハンなどなど。。。
と、いうことで、
急に、あぁぁぁ~~~日本食食べた~~いっ
と思ったときに、すぐ日本食のなにかが手に入らなくとも、
中華料理は、ちょこっと町をあるけば食べられる。
お口の"懐かしい病"がちょっと回復するのです。
ちょっとしたその場しのぎ、と思われるかもしれませんが、
これって、やはり強い味方です。
きっと、みなさんもそうなんじゃないかなぁ、と思います。
が、いかがですか?
で、問題なのが、クオリティですね。
私、1度、ローマのとある中華料理屋さんに入ったことがあるのですが、
あまり大きな声ではいえませんが、
本当に!!!
まずかったのです・・・・・
びつくり!しましたとも。
私はまったくグルメな人間ではなく、
お恥ずかしながら、
レストランの料理について
"まずい" と思った経験がそんなに多くはないのですが。
あれはまずかった。
イタリアでは中華料理は安くてクオリティが低い、というイメージが定着
しているようで。
お店の側もちょっといい加減なことをしているところもあるみたい。
で、その後あらゆる場所で何度も中華レストランに入りましたが、
なかなか納得できる味に出会えなかったのであります。
ま、それでも食べてたけど。
餃子の皮が5mくらいの厚さだったり?
春巻きが鉛筆の太さで、味の濃~~いなんかよくわからないミンチのお肉が
少し入っていたり?
チャーハンも、お義母さんに
「あやが作るチャーハンのほうがよっぽどおいしい」
と言われちゃったり。(これはこれでうれしい!)
なので、知り合いのイタリア人には
ことあるごとに、
イタリアにある中華料理はなにかの間違い。
本場のは、ありえないほどおいしいのですよ~~、とふれまわっています。
で、最近、
シエナの中心街に中華レストランを見つけ、
今度入ろうっと~~
と、思っていた、ちょうどその時期、
日本人のお友達から、
「中華料理がおいしいって日本人から評判のお店があるらしいよ~」
と、言われ、
場所を聞いてみると、同じレストラン。
速攻で!
行きましたよ。
春巻きが普通の太さで、いためられたお野菜が入っていて、
からっとあげられていました。
春雨の炒め物はほどよい味付けで、白ご飯が進む味。
普通に中華料理でした!!
お友達は麻婆豆腐食べたらしいけど、普通に日本のお母さんの味くらいに
おいしかったらしい。
あれ?この話、もしかして、レベル低い???
普通に? お母さんの味?? レストラン?????
いやいや、あなどるなかれ。
私がイタリアで入った数々の中華料理屋さん、
普通じゃなかったところが結構あった。それどころかっっ・・・・
たぶん、他の人もその経験があるからこそ話題になったのでしょう、このレストラン。
で、話は長~くなりましたが、
この前テイクアウトしてきたので、そのときの写真を。
お店のある通り。
お店の近く。
レストランです。
以前イタリアンのレストランだったところを使っているから
不思議な雰囲気。文化の融合。
こんなにテイクアウトしてしまいました!
春雨の海の幸炒め、たけのこと牛肉の炒め物、餃子、春巻き、白ご飯
全部で16ユーロ。 や、安っっ
1個1個が多いので、これでも2人で残しちゃうくらい。
そしてなぜか、サービスで中国ビールくれた。
そして後日談。
他の友達に聞いたところによると、
友達の友達曰く、1年ほど前までは日本人コックもいたんだって。
イタリア在住の方、もしシエナにお立ち寄りのことがあれば、
ぜひここで、"懐かしい病"その場しのぎをお試しあれ~~~
注意:白ご飯は残念な結果です・・・・
これはもう、イタリアではあきらめましたぁぁ・・・
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