私は、かぎ編み好き。。。。
やっぱり、こちらに来てからは、さらに編むようになったかな。
見本の雑誌なんかもいっぱいあるし、
近所のおばちゃんが庭でやってる風景が結構日常だったりして、
おしゃべりしながら一緒にやったり。
色々とわかってきたことによると、
イタリア国内でも場所によって、いろんな種類のレースがあるということ。
かぎ編みレースは日本でもポピュラーだけど、
こちらでは、色々な方法があるようなんです。
あるイタリア人女性から、
「これはきれいよぉ〜〜〜〜」
と教えてもらったのが、
トンボロ。
名前はなんか、
デリケートさのかけらもないすごい音のカラフルな楽器????!!!
みたいなイメージですが、(わたしだけか??!!)
なかなかどうして、
結構デリケートなボビンレースのことなんですよ。
イタリアでは、トンボロという台を使って編むボビンレースのことを
トンボロレースと呼びます。
ヨーロッパ各地で似たような編み方をする伝統的なボビンレースがあり、
この楽器のような名前はイタリアでの名前です。
歴史はゆうに500年はさかのぼるらしい。。。。。
これは、四角いドイリー。
トスカーナはアレッツォで50年以上前に作られたもの。
もちろんハンドメイドです。
アンティークなので、若干ほつれも見られます。
でも、それも1点ものアンティークの良さですよネ。
レースの部分がトンボロ。
すご〜〜〜く細いコットンで編まれています。
これはたまたまこのような単純な模様ですが、
トンボロの良いところは、デザインが思いのままということ。
自由にデザインできるから、時間をかけた細かい作業の作品は
すんごいことになっています。。。。。(妄想してみてください。)
今後も蚤の市で、注意してトンボロの発見に邁進しますので
すんごいヤツ、楽しみにしていてくださ〜〜いっっ
その他、コットンつながりで。。。。。
これはコットンのナプキン。
100年以上前に織り機で織られたモノ。
何度も洗って実際使われた痕跡があちらこちらに。。。。。
スリキレも若干みられます。
ただ、真っ白!!です。
なぜなら、
ナプキンで使うくらいだから。
イタリア料理を想像してみて。
すっごいトマトソースでしょ??笑
ナプキンなんてさ、
すぐトマトソースやコーヒーやクリームだらけ。マジで。
我が家もテーブルクロス・ナプキンはすぐ汚れます。
イタ夫という育ち盛りなボーイもいますしね。
だから、しょっちゅう漂白剤に浸けています。
たぶんね、これも、何度も漂白剤に浸けられているはず。。。。
白のほうが、逆に都合いいんじゃないかな?とか深読みしてしまう私。
でも、丈夫でないとお話しになりませんね。
なんせ繰り返し洗わないといけないから。
ということで、つまり
このナプキンは100年以上前のものなのに、
いまだに十分使用可能。
すごく丈夫だから真っ白なんです。
せっかくヨーロッパの良いもの・かわいいもの・味のあるものを
商品としてご紹介していくのに、
実際には使えないもの・ただ飾るだけのものを集めてみても、
なんかしっくりこないっス。。。。
わたし自身、実際使えないものを買う気はいつもさらさらないし。
事実、アンティークは全部、家のあちらこちらで使用中な私。
年代が古いから高級=高級だから飾るだけ
(=気持ち的に使えないじゃぁぁん的な。。。。。汗)
とか、
そういうことは私たちの考えに反します。
できるだけ、
お家のなかで普段使いできるもの(物理的にも精神的にも)
頻繁に目に入る、実際手に取るもの
という立ち位置でアンティーク雑貨を見ていきたいと思っているんです。
お値段も、
『1万円以内で買えるアンティーク』
というキャッチフレーズを合い言葉に!!!喜喜!!
ほんと、みなさんに心から楽しんでもらえるようなショップ作りが
できるといいのだけれど。。。。。