今回は泊まったホテルを中心に。
ホテルの名前はホテルボタニコ。
ボタニックガーデン(植物園)が自慢のホテルなので
この名前なのではないかと思います。
イタリア語とスペイン語でbotanico
英語でbotanic
似てますね~~
お、そうそう。バルセロナ紀行のときにもお話しましたが、
イタリア語とスペイン語、とっても似てました。
ある言葉は全然まったく似ても似つかないのですが、
いろんな言葉がとても似ていたので、お店のおじさんが何について言ってるのかな、
ぐらいのことはなんとなくわかりました。
とかいいつつ、イタリア語もそんなレベルのくせに~~。(注:1年半在住)
話はホテルに戻って。
テネリフェノースの空港からタクシーで20分。
にぎやかなスポット、カジノやプールがあるプエルトデラクルスまで
徒歩20分。
そう、あんまりロケーションがよくないんですね。
でも私たちはレンタカーがあったので、そんなことちっとも気にならず。
とにかくテネリフェでの6泊7日はリラックス!!
それを目標に定め、予約したこのホテルは大正解でした。
5つ星のスパ付ホテルです。
ロケーションのせいか、金額はコノ手のホテルの中では格安ではないかと思います。
エントランス。
私たちの泊まった部屋。
このベッドのカバー。
そう、ここはタイ風なんです。
スパもスパにあるエステのコースもタイ式でした。
レストランもタイレストランが1つ。
ま、私のようなアジア人からすると、
ちょっと"なんちゃってタイ・・・じゃない?"と感じなくもないが。
ほとんどのお客さんはヨーロッパから。
多かったのが、スペイン・ドイツ・イギリス・フランスです。
スペインの方々は避暑のために来るらしいですね。
なんせ、本土は40度越えですからねぇ。。。
アジア系は前にもいったとおり私一人でしたが、イタリア人も少なかったですね。
朝ごはんはビュッフェ。
このようなプールサイドで、
こんな感じや
こんな感じのものを食べました。
ハモン、いっぱい種類があったゾっ チーズも。
ひとつ学んだことは、
スペインのコーヒー、おいしくない・・・・・
いやね、スペインとイタリアって人々の生活ぶりやメンタリティーが
とっても似ているって聞いていました。
もちろん言語もね。
ラテン系のノリ!って感じも?
それで勝手にコーヒーもイタリアみたく、コ汚いバールでもすぐ
おいしいコーヒーが飲めると信じていたら、
大間違い!!
朝のビュッフェのコーヒーのアメリカンっぷりにびっくり。
ネスプレッソ?のマシーンがあって、ほっとしたのもつかの間。
そのマシーンでエスプレッソをいれても、まじゅいぃぃ・・・・
なぜ??!!マシーンは一緒なんじゃないの??!
イタ夫曰く、
安くて普通においしいコーヒーが飲めるのは、イタリアとフランスくらいだよ。
とのこと。。。。
本当かどうかは知りませんが。
(わたくし、ヨーロッパのほかの国そんなに知りませんので)
ところで、
ホテルのボタニックガーデン。
毎朝、毎晩、かかさず二人で散歩してました。
宿泊客のみなさん、あんまり興味がないようで、(ではなぜこのホテルに?)
いついっても貸切同然のように人っ子一人いない。
このような小道がたくさんあって、
こんな池が中心です。
いろんな種類の鳥さんたちにもここで会えます。
このような黒いスワン?のような鳥さんが二匹、いつもこの池にいました。
美しかったです。
もちろんお花も美しいです。
このお花でできたゲートの向こうは、
ホテルのレストランのコックさん用ハーブガーデン。
たくさんの種類のハーブが育てられていました。
ひとつのレストランがガーデンに面していて、
夕方になると、ディナーのためのテーブルが用意されます。
オーキッドもたくさんの種類が。
これですよ、びっくりしたのが。
朝顔のようなお花ですが、でかかったっス。
名前はダトゥラ。英語ではナイトジャスミンとも言うらしいです。
これは前回のロロパークでもご紹介しましたが、
名前はストレリツィア。
この二種類の種を買ってきたのであります!
で、帰って来てからさっそくお義母さんと分け合いました。
なんと、お義母さん、すでに名前も知っていて、育てたこともあるとのことで
私に名前と育て方を伝授。
あ、あんた、すげぇ。すげぇよっ!!!
と、心の中でAyaつぶやく。。。。。
もう、博士ですよ、博士。
ひとつ聞いたところによると、
テネリフェはモロッコのすぐ近く、アフリカ大陸のすぐ近くだとはいえ、
スペイン領。
スペインとイタリアで好んで育てられているお花さんたちは
これまたラテン系の好みでなのと、気候が近いからなのとで、
よく似てるんですね。
イタリアでも、上の2種類、結構すぐ手に入って、育てられるそうなんです。
ただ、イタリアは冬にもっと寒くなるので、
これらの植物は育てるのがとても大変らしい。
今年、がんばります!!!
ある日、1回くらいはね、ということで
ホテルのレストランで食事をしました。
ほんとうに、ほんとうに、タイレストランを楽しみにしていた私。
イタリアにはほぼありませんからねぇ。
なのに、私たちが宿泊中、レストランが休業。。。。
ショックのあまり、勢いで入ったレストランでの食事がこれ。
イタリアンです・・・・
ココまで来て、イタリアン。
タイレストランのショックをひきずっていて、前菜の写真撮るのも忘れた。
モッツァレラとトマトのハーブ和えサラダ。
ほたるイカのフライ。
でも、ここ、賞をいくつもとっているらしいのです。
おいしかったですよ。確かに。
でも、やっぱりイタリアで食べるイタリアンのがおいしい。
ひとつよかったことは、メニューにまったく迷わないし、戸惑わない。
スペインで料理を決めるのに、ものすごい時間がかかって
イタ夫、大激怒でしたが、イタリアンはもう手馴れたもの!ですよっ
このボンゴレビアンコ、生パスタで、とってもおいしかったです。
ティラミス。
なんと11ユーロ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クソ高いです、はい。
おいしいのはおいしいけど。
イタリアのピッツェリアで食べる3ユーロのティラミスとなんら変わらん。
と、ちょっと現実を垣間見たところで、
今度はリラックス空間のスパとプールです。
プール。
こんなお姫様気分になれる、大きな屋根付ベッドで1日中ごろんとしてられます。
プールで泳ぐのは、ちびっ子と少数の大人だけ。
スパのプール。
こちらも落ちついた雰囲気です。
スパの渡り廊下。
このタイ風自動ドアを入ると、室内プールや、サウナ、ウォーターベッド
あとはエステなどの個室があったりします。
室内プールとジャグジー。
そしていて、これです。わたし、ウケました。。。。。
ま、確かに健康第一!
ジャパニーズサウナ、です。
サウナはそのほか、チャイニーズサウナ、トルコ風サウナ、など。
暖かいハーブティが飲み放題。
そして、りんご。
これ、タイ風のインテリアの中で、かごにきれいに盛り飾られていて、
"これは飾り???"風に置いてあったのですが、
イタ夫、いつのまにかかじりついていまして・・・・
それを見ていた、近くの上品なマダム2人も早速りんごをとりに行き、かぶりつき。
ああ、あなたたちもほしかったのね・・・・
いいのかな?食べても。。。
ま、いいのでしょう。と、私もかぶりつき。
結局、私たち、スパにいる間、いつもりんごばかりを食べていました。
ランチにね。。。。2つとか3つ。そう、ランチ代、ケチってね。
オートマティックりんごダイエット???
いやぁ、しかし。
私は、スパ付のホテルとか泊まったことがないから、
なんか、オドオドとしてしまって、小さくなっていたけど、(超小心者)
イタ夫のイキイキっぷりには驚きました。
いなくなったと思ったら、一気に全部のサウナに挑戦。
と、思ったら、今度はホテルのすべてのレストランのメニュー金額、総チェック。
またいなくなったら、今度は知らないうちにスパの美しいお姉さんたちと楽しく会話、そのままタイ風マッサージをちゃっかり予約。
「ここのテニスコートは全部いまいちだねぇ。」とか言ってみたり。
お前、水着でテニスコート見に外側行ってたのか??!!
そしていて、例のりんご。
「サウナの後のりんごっておいしいねぇ。」とりんご丸かじり。
どこからくすねてきたの??!!とAyaはハラハラでした。
いつも私をプールサイドに残し、全館の探検に出ては、
1時間後にはなにかニュースを持って帰ってくる、暴れん坊な悪ガキっぷりでした。
こういう子、一クラスに一人はいたよねぇ~~~~、という感じの少年ですね。
まず、間違いなく、迷子になった経験多数あり。的な?
とにかく、私にとっても、とてもリラックスできた空間。
こんな楽しみ方を教えてくれた、悪ガキイタ夫に本当に感謝ですね。
最後に。
ホテルの前にレストランストリートがあり、
そこで食べた、パエリアを。
レストランのウェイトレスさんが、目の前でフライパンから お皿に
器用に取り分けてくれました。
これが、私たちの意見で、
今回の旅行の中で1番おいしかった、パエリアです。
二人分で18ユーロ。
楽しかったテネリフェアイランド。
6泊7日の間にたくさんのおニューな体験をしました。
帰りたくない・・・・帰りたくないよ~~~、と二人、空港にて涙。。。。
気を取り直して、
次回は、マドリードをお送りいします!!!