我が家のお姫様はお昼ね中。
そんな中、わたしとイタ夫は、
情報集めや獣医さんブリーダーさんとのコンタクトにテンヤワンヤです。
NINAちゃんは今4歳6ヶ月。
もともとNINAちゃんにはぜひ子犬ちゃんたちを産んでもらおうと
家族親戚ご近所みんながワクワクドキドキしながら過ごしてきました。
私の心配をよそに・・・・・・汗
私の心配とは、
子宮などの病気とか、突発的な?妊娠など。
避妊手術をするか否か、相当悩んできましたヨ。ひとりでね。。。。
回りはというと、
『え??!!なんで避妊手術なんかしなきゃいけないの??!!』
『ところで子犬はいつ〜〜〜?????』
『何回産むのかなぁぁぁ。。。(喜びの遠い目)』
等々。
クソ、私の心配なんてどこ吹く風かよ。
ま、本当に多くの人々が引き取りを希望してくれていて
それはうれしい限りなのですが。。。。。
それに、こちらの人々にとっては、わんこの出産は自然なこと?みたいな。
逆に、避妊手術は自然に反する、というような意見も。
ホルモンバランスのことやら。
とにかく、
わたしもイタ夫ももう1匹か2匹はわんこが欲しいと思っていて、
(わんこなしでは生きていけないバカップル)
やはりココはぜひNINAちゃんにがんばってもらもうか、
と私もようやく覚悟を決めつつ、
情報を集めはじめたはいいけど
まぁ大変なことといったら。。。。。
イタリアでのペット事情(Aya調べ独断と偏見)といえば、
まず、犬や猫を売っているペットショップを見た事ないっス。
(大都市にはあるのかも。私が見た事ないだけ)
ペットショップはあるけど、うさぎさんとかリスさんとか
小さいペットしか売ってるの見た事ない。
コレは、わたし的には良いことだと思うけど。。。。
だいたい日常的に見るのは、
オーナーが自分のわんこちゃんの出産とともに
貰い手をネットやら広告やら掲示板やらで探す光景です。
(金銭発生する場合としない場合あり)
たとえば、自分のわんこが10匹子犬を産んだら、
自分のところで3匹引き取り、他は飼い主を探すわけです。
あとは、プロのブリーダーさんが売るという方法。
それと、ネットで商売している人もいるようですが、
これはかなり詐欺まがい。
日本のペットショップと違うところは、
イタリアではだいたい、
ママ犬が3ヶ月以上全部の子犬たちを育てることです。
"3ヶ月"というのが、ルールのようになっているみたいです。
ということで、
もしあなたが急に
『犬が欲しい!!』とイタリアで思ったなら、
まずは上記の方法で手に入れる事と思われます。
もうひとつ方法があるのですが、後ほど。。。。。
で、
もし自分のわんこに同じ血統で子犬を産んで欲しい
というようであれば、
ご近所やネットで同じ血統の犬を飼っている人を探すか
ブリーダーさんのところに行きます。
(これは日本と一緒だと思われます。)
ウチはまさにこれですネ。
私は血統はまったく気にしないので、ミックスで良いのですが、
案の定、回りはソレを許しません。(お決まり)
『わたしがオーナーなんですけどぉぉ〜〜〜。。。。。』
となるわけですね。
なので、ポメラニアンを扱っているブリーダーさん探しです。
イタリアではポメラニアンはとってもレアなので、
ご近所にそうそうポメラニアンはいません。
『2丁目の遠藤さん家(日本風に変換)、確かポメラニアンいたよ〜〜』
と聞けば、バビュン!!!
を何度繰り返した事か。
しかし、行ってみると、
で、でかい。。。っスね。。。。。。(ナデナデ)
ところで、君、ポメラニアンじゃなくね???
みたいな。
NINAちゃんの3倍はあるようなボルピーノさんに
あやうくプロポーズさそうになったりを繰り返していました。
で、プロのブリーダーさんとのコンタクトを始めました。
詐欺まがいのところではなく、
良心的に商売をし、動物を心から愛しているようなブリーダーさん探し。
なんと、交配が1,000ユーロだって!!!!高っっ!!
アレ???普通??!!
しかし、
ジャパニーズポメラニアンは
ポメラニアンの中でもっともクオリティーが高いらしく、
どうしても1匹子犬が欲しい、
もしゆずってくれればタダにするとのこと。
そぉ〜〜んなことするかっっつ〜〜の!!!
1,000ユーロ、へそくりから払いますとも!!フンっ
と、
なんか、ブリーダーの世界も色々とあるんだな、と実感。
しかしその後、獣医さんよりひとつ問題提示。
イタリアのわんこたちは、私の独断で言うと、
みなさん、とってもわんこさんなんです。
つまり、より自然な生き方をしているというか。
人間化していない???
子犬同士(大型犬と小型犬)が
取っ組み合いのじゃれ合いとかして
すっごい遠くに吹っ飛んでいるところとかを見て、
『ひ〜〜〜〜〜!!』
と思ったりね。
犬らしく生きているさまを目の当たりにするわけですネ。
それに比べ、
我が家のプリンセスは
まぁ、人間化の進んでいることといったら。。。。。
テレビ見ながらゲップなんかしている光景を見て、
ある意味『ひ〜〜〜〜』。。。。。。
ヒキますね、ハイ。
イタリアの獣医さんがすぐおっしゃったことといえば、
『彼女、何ヶ月までママや兄妹と一緒にいた???』
です。。。
ごめんなさい、1ヶ月未満です。。。。。
その後は幼少の時期どんな状況だった?という質問には、
ごめんなさい、
1日中、ひとりで家の中で私の仕事の帰りを待っていました。。。。
そして、その後は3年以上イタリアで、24時間わたしとずっと一緒。
獣医さんも、
『そりゃNINAちゃんの世界にはあなたしか存在していないヨ』
とのこと。
『自分が犬って自覚はないね、間違いなく』だって。
そりゃ、イタリアの平均的な健康的なわんこさんを考えると、
そうだろうなぁ、と思う。
人間とは2秒で友達になれるもん。
その後も、犬との戯れはほとんどなく、
親友はLUNAちゃんだけ。
他のわんこには、とにかく吠えまくり。1mmも近づかない。
最近はようやくお隣のチワワのキッカちゃんと
匂いかぎっこできるようになったくらい。
(3ヶ月ようしました)
この獣医さんによれば、"三つ子の魂百まで"よろしく、
産まれたときの環境が一生メンタルに影響するとのこと。
そうだろうともサ。
獣医さんはこの点をすごく心配をしてくれていて、
もし、イケメンわんこをはなっから受け付けないようなら、
最悪、精子バンクかも、とな。
『精子バンクぅぅぅぅ???!!!』
もう、ビックリです。
私だって利用したことないのにサ。おまえはハリウッド女優か?!
すっごい色々と説明してくれて、組織も全部調べたんだけど、
利点は、
血統はもちろんのこと、遺伝的な病気の有無がハッキリしている。
先祖をかなりさかのぼって知る事ができる。
等々だそうです。
もちろん、
プロのブリーダーさんもそういうことはしっかりされているので
その辺の心配は全然していないんだけど。
そのブリーダーさんさえも、
『ま、もしどうしても受け付けないようなら、精子バンクもありだな』
とな。。。。ブルータス、お前もか。涙
こんなやり取りを聞いていると、
なんだかそこまでする必要があるのか???
と疑問に思い始めましたヨ。
しかし、
もし産むなら今回か次回の生理で妊娠しないと
高齢出産になってしまうので、
早く決めなければなりません。
それに出産後、できるかぎりすぐ避妊手術をするのかどうか。
これも早く決めなければ。
とりいそぎ、
ブリーダーさんのところに何度か足を運び、
まずは、イケメンくんたちと戯れてもらうことになりました。
そして、精子バンクはなし前提で、
もし受けつけないようなら、避妊手術をすぐ考え始め、
ブリーダーさんのところで子犬たちとNINAちゃんを遊ばせてみて
大丈夫そうなら、1匹ゆずってもらう
これも可能性としてちょこっと考えています。
それと、
最後にイタリアのペット事情(Aya調べ独断と偏見)ですが、
イタリアでは、
捨て犬や捨て猫の数は日本と同様すごいことになっています。
しかし、殺しません。
法律で禁止されています。
みんな各地にあるシェルターで飼われているんです。
ボランティアの方々が飼育しています。
なので、もし急に
『わんこが欲しい!!』
と思った時、
シェルターに一度行ってみる、問い合わせてみる、
というのを最初にするのはとても良いことだと私は思います。
気の合うコがいなければそれはそれで良いでしょうし。
ちなみにNINAちゃんの大親友のLUNAちゃんはシェルターから来ました。
あんなに気持ちのやさしい(NINAちゃんに全部合わせてくれるあたり)わんこ、見た事ない!ってほどやさしいコです。
私たちも、もし出産の話に問題が起きたりしたときには
ココにも問い合わせをしてみようかと話し合っているところです。
イタリアでのわんこ飼育・出産などなどの状況でした〜〜〜
また報告します!次号期待!!
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