イタリアでは、コーヒーを飲むお店をバールといいます。
日本でいうカフェですね。
すみません、いきなりこんな初歩的なことですが・・・・
イタリア上級者の方は「当たり前じゃ〜〜〜ん!!怒」
と思われるかもしれませんが、
オオメにみてやってください。
さて、イタリアでは、バールは絶対的に超!必須なお店です。
庶民の憩いの場、井戸端会議の場、出会いの場、休憩の場、エトセトラ。
ちょっと歩けばバールにぶちあたり、
住宅地にも、観光地にもどこにでもあります。
コーヒーだけではなくて、お酒も飲めるし、
ちょっとしたケーキなどやピザやパニーノなどの軽食も販売、
スナック菓子、アイスクリームなんかも売っています。
一定の時間には、(お店によりまちまちだが、夕方が多い。)
ハッピーアワーがあって、
アペリティーボジュースやワインなどを注文するだけで、
おつまみ全部無料になる!!
私のイタリア人のお友達は、
このおつまみの質が良いバールをいつも探していて、(かなり必死で)
いい感じのバールが見つかると、
しばらくはそこに毎日のように立ち寄ったりしてます。
正月に帰省したとき、テレビで映画「アマルフィ」をやっていて、
織田裕二さんが、バールでコーヒー飲んでましたが、
映画のスジ上必要ないのに、なんかわざわざやってる感ありありでした。
つまり、"バールでコーヒー注文してさらっと立ち飲み"って、
ちょっとかっこいい???って感じなんですよっっ
こちらの日本人の知人たちの会話を聞いていても、
「一人バールでコーヒー立ち飲みできる」ってちょっと登竜門的な?
ちなみに私はとても小心なので、
2年以上過ぎた今でもドキドキしてしまいます。。。。。
織田裕二っぽくできればいいのにねぇ。
もちろん、イタリア人にとっては普通のことですが。。。。
ウチの近所にあるバールはこんな感じ。
ものすご〜〜〜い、さびれた地味なバール(ごめんなさいね。。。。)。
屋外部分です。
新聞紙がテーブルに置いてあり、みんな読んでいきます。
これは日本にもあるよね〜〜、喫茶店で。
私はズバリ、ほぼ毎朝ここへ行きます。
なぜなら、
ニーナの散歩をいつも一緒にしているマリアが
毎朝、
「バールにて待つ。」
というメッセージを送ってくれるから・・・・
行くと、誰かしら必ず朝ご飯してます。
えらいのにつかまると、1時間〜2時間は家に帰れません。
ニーナちゃんはおかまいなしに、ただただカルシウム棒にしゃぶりつき。
バール仲間の最年長は84歳のルイーザさん。
いつもジバンシーのサングラスでかっこいいです。
私が行く時間帯が朝の遅い時間なので、
平均年齢はかなり高めですが、(年金世代)
若い男の子も結構います。(なぜかこの時間帯、若い女性はいない)
だいたい、小1時間ほど人が入れかわり立ちかわりしながら話し込んで
お昼前には皆さん家路につきます。
コーヒー(カフェ)は90セント(100円弱)、
カプチーノは1ユーロ10セントです。
安いでしょう??これでも最近値上がりしたんですよっっ
イタリア人のみなさんは
バールで1日にカフェを3〜4杯とか普通に飲みます。
このくらいの金額設定じゃないと、できないよなぁ。
そしてそして、
実は夕方も頻繁にバールへ行きます。もちろんマリアとともに。
ジェラート食べに、ね。。。。
そして、また井戸端会議が始まる。ふりだしに戻る。。。。。。
どんだけバールにいるんだ、わたし。
と、たまに日暮れどき、びっくりすることもあり。
「今日もバールにいるんだね、今バスから見たよ」
という友達からのメッセージが突然来たりしてみたり?
イタリア人にとって、というか、わたしにとって?
バールは本当になくてはならないものなのです、はい。
とにかく!!
わたしのような超小心者のみなさん、恥ずかしがらずに集まれ〜〜!!
今度近い将来、
「誰でもできるコーヒーの立ち飲みの仕方の巻」をアップします!
(私の勘違いとかあるといけないから、
イタリア人の誰かにきちんと聞いてからね・・・・)
織田裕二っぽくしたいけど小心なの。。。というそこのあなた!
イタリア旅行に行く前に必読ですよっっ
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