イタリア ウエディング


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2011年11月20日日曜日

美容院 in ITALIA



とうとう、美容院行ってしまいました。イタリアで。。。。

それが、急な流れでね。付き合いというか。

前からイタリアでのパーマはどうなのか、とある女性に質問はしていたんだけど、
その女性が土曜日に「今日美容院へ行くんだけど、一緒に行こう!」ということで。

なんのココロの準備もないまま、といった感じだったのが良かったのか。
すんなりと(恐れを感じるスキもなく)みんなで美容院へ行くこと決定。


結果、
ゆる〜いぃウェーブを希望していた私の髪型が























こんなんなりましたけど。。。。。。


ま、わかっていたんです。
ネット情報で、
イタリアには太いロットがない、ということ。
たくさんの日本人女性が、パーマでひたすら失敗していること。
だいたいストレートパーマをかけるイタリア人女性はいっぱいいるけど、ウェーブパーマをかける女性はあまりいないんですね。グリグリパーマ以外は。(みんなくせ毛であんなにかわいいのか?)
なんで、ウェーブに関してはちょっと発展途上?といううわさ。


さて、うわさはさておき、私の経験の詳細を言うと、

まず、美容院で、ゆるいパーマの写真を見せて、
「こんなウェーブのパーマかけたいんですけど。。。」というと、
「これはパーマではムリだね。コテとか使ってこういう感じにしてるの」
とのこと。
 ここで、やはり、引き下がるべきだったのか。
いやいや、せっかく来たんだから、パーマ体験するべきでしょう!!

ということで、美容師さんとお話をして、
「一番弱い液でやって、あとはスタイリングの腕次第、といった感じでいい?」
「はい!」
と、お互い合意のもと、作業開始。

まず、それがなんと4時間かかると言われ。
デリケートな長い髪だから、液がしみるのにそれくらいかかると。

そうかぁ?!と思うけど、ま、おまかせしないとね。

あたし的には、欧米人の髪は日本人より細くて弱々しい。ふわっふわ。
だから、イタリアでのパーマ液は日本のより強いはず(予想)。

だけど、イタリア人美容師さんには、私の髪がパーマのかかりにくい、とてもデリケートな髪に見えるらしい。
その実、欧米人より何倍もコシがあってしっかりしてるのに。細いんだけどね。

パキっとパーマかかっちゃうよ〜〜〜〜知らないよ〜〜〜。

で、シャンプーします。

だけどシャンプー台が、いすがまったく動かない系。
シャンプーボールが若干動くんだけど、首をのせて台の中に頭を入れる感じ。
首が痛い、痛い。
頭が若干起き上がってるような体勢です。
そして、シャワーの水がまぁ、耳に入ってくるわ、入ってくるわ。

ちょこっと手を耳の上に添えてくれるだけで耳に入らないものなのに。
まったくなしなので、両耳オープンフリー。
パーマ液をシャンプー台でもつけてもらったのですが、
この液さえ、入ってくる。首をつたって服にも。
このときはさすがに恐怖を感じ、その都度、ティッシュをバッグから出し、拭きつつ拭きつつ。
私が拭いてる動作を見せても、一向に改善しようとはしない。
その後もガンガンです。。。。

ま、誰も気にしないんでしょう、きっと。
気にするほうがばからしくなってきます。
でも耳の病気も怖いしねぇ。

さて、一番太いロット(日本では中くらい)をまいてもらったんですが、
私の髪が予想以上に多いので、苦戦。
私の知人が途中、「手伝うね。」と、ロットとペーパーを渡す係に。
急遽、美容師アシスタントに早変わり。
彼女もカラーつけて、シャンプー待ちしてたんだけどね。

そう、イタリアの美容院の中は完全フリースタイルです。
誰がどこの席に座ろうと自由。途中移動してもOK。
知人同士で来て、一人がカラーをつけて色がはいるのを待ってる間に、友達がもしシャンプー台に行ったら、一緒にシャンプー台行って隣に座っておしゃべり。
あとは、作業以外の時間、鏡に向かって座っているお客さんが一人か二人。
あとはみんな中央を向いて(鏡に背を向けて)待っています。みんな誰かとしゃべってる。。。。

確かに。誰が延々鏡の方を向いて座れと教えたのか、日本よ。。。。
待ってる間、鏡に向かっている必要があるのか?ないよな。うん。
ここでも日本人のまじめさを発見。

美容師さんもお客さんもタバコ吸いにいきなりいなくなったりしてました。

 
とにかくロットは巻き終わり、待ち時間に入りました。
ずっと、お友達と美容師さんとおしゃべりしてただけだけど。
途中お昼時間をはさんだので、シャンプー席でピザを食べてみたり。

 で、1液、2液、全部終了し、ロットととってみると。。。。

グリッグリパーマ!!!


「オッミオディオ!!!ちょうかわいい!」
と友達。
「WOW!!!すごいきれいにかかってる!」
と美容師さん。

「でも待って。一応乾かしてからしっかり見てみよう!」
と美容師さん。
「うん、そうだね。うん、うん。」
と友達。

で、乾かすんだけど、しっかりウェーブを残そう、残そうと、
ムースやスプレーで、注意深く乾燥させる。
ドライヤーも、ウェーブがこわれないように注意してねっ。

って、あれ??目標変わってないか???友達まで?!

私の希望はシカト???!!

"ゆるいウェーブのスタイリング腕次第"はどこへ行ったのか?


で、結果、

すんごいグリグリのソバージュボリューミーな女完成。

ラブイズオーバーです。 オーヤンさんですよ。

(上の写真は1日経ってボリュームが半減した。よかった。。。)


「いや〜〜ん!ちょうかわいい!顔まで変わった!」と友達。
「すんごいきれい。おめでとう!」と知らないお客さん。
「モデルみたいだよ。オレって天才。」と美容師さん。

とにかく、
失敗してグリグリになっちゃったよっやばい、って感じではなく、
素直にイタリア人にはウケたみたい。
ま、結果オーライか?

そう、イタリア人はビッグボリュームがとっても大好き。
若いこのグリグリもよく見かけます。

ゆるいパーマをかけたくて美容院に行ってグリグリにされた、という話はすでに聞いていたので、あまり驚きもせず新鮮さも感じず。
やっぱりそうなるんだぁ、と変に感心してしまいました。

そして、日本では、グリグリの"手グシでさらっ"とできないのがいやで、
いつもゆるいデジタルパーマをかけていたから、
こんなグリグリにするチャンスもそうそうなかったし。

イタリアだからこそできる大胆ヘアスタイル?(オーヤンだけど)
と思いながら、1、2ヶ月はこれを維持していこうかと思います。

うまく維持できるかは疑問だけど。。。

そしていてゆるいパーマはなんにもしなくていいから楽だったんだけど、これからはムースやらスプレーやら大変そうだ。。。。。


作業にはなかなか手抜きを感じるところもありましたが
(シャンプーが特に!)
美容師さんみんなやさしくておもしろかったです。
ほかのお客さんがどんな髪型にしているのか観察しているだけでも十分楽しかったし。

とくになんの気負いもないというか、友達ん家みたいに自由に振る舞い、美容師さんのやることに対して、嫌いなことは嫌いとはっきり言うのが普通、というのがとってもよかった。

ブローとかカットの仕方も日本とほとんど変わらずでしたよ。


 あくまで私が行った美容院がそうだっただけで、
ほかのイタリアの美容院はゆるいパーマもお手のモノなのかもです。


 そして、私の行った美容院情報、知りたい方はご一報を!
 (グリグリにしたい方限定。ってそんな人いないか。。。)



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