イタリア ウエディング


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2012年7月17日火曜日

Rora ばら 4



こちらは今週ちょっと涼しめです。
日本はいかがでしょうか?


私はクーラーのない生活にも慣れ、なんだかんだとイタリアでの3回目の夏もすぐ終わっていくことでしょう。
8月の一番暑い期間は日本にいることですし。

さて、シエナでは7月2日に無事今年1回目のパリオが終わりました。
今年は例年になく観光客が少なかったそうです。
やっぱりヨーロッパ全体の不景気のせいですかねぇ。


8月16日に2回目のパリオがあります。
去年確かルールなど説明したかと思いますのでそのへんはハショって、
とにかくとっても古い伝統行事。


近所のおばちゃんたちとは最近パリオの話ばかりです。


6月の下旬から
どの家庭のバルコニーにもパリオの旗がたてられ風に揺れていたのですが、
今年は一風変わっていて、
サッカーのユーロ2012の準決勝あたりが確か同じ時期にあり、
バルコニーにはパリオの旗とイタリア国旗。


とっても美しい、絵になる風景でしたよ〜〜〜




ところで、この前ちょっとお話した、白いバラだと言われて買ったバラ。

コレです。























どっからどう見ても黄色。

どうしたらいいのでしょう。


がしかし、


















2回目、3回目と開花の数を重ねるごとに色が薄れてきました。

きっと秋には白くなることでしょう。




で、急に思いたち、5月にバラの挿し木にチャレンジ。


バラ好きの方はもちろんご存知でしょう。
バラが挿し木できることを。


私は去年初めて知りました。マジでびっくり!


早速やり方をネットで検索。
だけど、バーミキュライトだのオキシベロンだのと
なんだか難しそうなややこしそうな特別な材料、
私には到底集められない予感がしていました。


案の定、
さすがにあるだろうと思っていたバーミキュライトですら
3軒のお店を回っても手に入らず。


仕方ないので、栄養ありそうな清潔そうな一番高い土を買って、
(といっても70Lで8ユーロとかそんなもん)
それだけでやりました。


まずはバラの切り花用意。
近所の畑の半ワイルド状態でボーボー生えてるバラを手で切断。
(盗んだわけではないです。知ってるおじちゃんの畑)


枝を30cmくらいにはさみで切って、葉っぱもとって
水を入れたコップにさす。
1週間ほどそのままで、適当に水は新しく変えました。


そして1週間後、鉢に買ってきた土を入れてたっぷり水をやり、
棒で穴をあけてそこにバラをブッ挿す。


挿す前には、剪定しました。
だいたい10〜15cmくらいの長さにして、
なんとなくこの辺から新しい芽がでるかも?!というところが土から出るように想像しながらの剪定。
結局、いい感じに整えられた6本の枝を挿しました。


1週間ほどですぐ新しい芽が出てきましたよ〜〜。


1ヶ月ほどたつと蕾も。




























ちっちゃい蕾、見えますか〜〜


しかし、蕾をそのままにしていていいのか、
それとも蕾が出る前にカットしてしまったほうがいいのかわからず、
放置。


すると、蕾は全部、花が咲く前に落ちてしまいました。
やっぱりカットしたほうがよかったんだな。。。。。


栄養がたくさん蕾に取られたせいか、
蕾が落ちた後、その部分を剪定してもその後そこからは新しい葉がでてきません。
無念。。。。


そして、なんだか虫に食われたり、うどん粉病に若干なりかけたり
ある枝は完全に黒くなったりして


結果、今の状態がこれです。























6本挿した枝、結局2本しか残っていませんが、

1本ベーサルシュート的なヤツがでてきて
起死回生の成長スピードをみせてくれています。























枝はこんな感じです。

バラの挿し木はあまりうまく育たないそうです。
私のものも、来年もきちんと生きていてくれるかどうかわかりません。

挿し木はとにかく弱い。
だから、とくに大型のバラの挿し木は難しいそう。



私がおじちゃんとこから採取してきたのはつるバラです。
挿し木が簡単で、その後も比較的丈夫に育ってくれるのは
ミニバラとつるバラの小さめのやつだそうです。




バラは接ぎ木で増やすのがよいそう。
しっかり育ちますからね。
花屋さんもみんなこれですよね。

でも、お店で買った切りバラ、プレゼントにいただいたブーケなんかで、
たまにと〜〜〜ってもきれいなバラあるじゃないですか!
「これが鉢でほしいよぉ〜〜〜〜!!」というヤツ!


こんな時は、挿し木にトライしてみるのもいいかもしれません。
もし成功したら、ずっと鑑賞していられるから!

もちろん接ぎ木にトライするのももっと確実で良いですが、
いかんせん土台になる根っこなんかを用意しなきゃだから。。。。



とにかく、興味のある方はぜひ調べてみてくださいな〜〜〜





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