結構前、
スペインに住んでる日本人の友達がウチに遊びに来た時の事。
「スペインにいても、イタリア人だけはジェスチャーですぐわかる!」
って言われました。
その後、
イタリアに留学で来ているドイツ人に
「イタリア人のジェスチャーってすごくない??!!」
とも言われました。
前々から一般的な日本人Aya的には、
欧米の人々ってジェスチャーが大きいよなぁ、とぼんやり思っていたけど
『イタリア人はその中でも別格か??!!』
って、あらためて気がつかされる発言の数々を耳に。
それを聞くまでは、
なんの疑いもなく『欧米人』って大まかなくくりだったけど、
その後よくよく調べたり周りを確認してみると、
確かにイタリア人別格かもネ。。。。。。。
ひとつひとつにきちんと意味があって、
その種類もホントに豊富。
『イタリア語の勉強をする人は
ジェスチャーも一緒に勉強しないと意味がない』
といっても過言ではないくらい。
やはり一番有名なのは(国外でイタリア人だとすぐバレるのは)、
指でなにかつまんで食べるみたいな動作を上下するヤツでは?と思います。
(Aya 調べ)
***やり方***
目の前にある(想像上の)ポップコーンを5本指でつかみ、
それを口に運ぶ途中、口から10cmの距離のところで手を止めて
すぐそのまま下10cm下げる。
また上にあげる、また上に下げる。繰り返す。
ポイントは、上下する時手首のスナップをきかせる。
たぶん、
位置も顔の前だけではなく、若干位置の変換あり。
もっと右、もっと左、もっと下など。
コレは、
上記の友人もスペインにいてまさに一番気になるジェスチャーだったらしい。
意味は、色々と幅があると思います。
苦笑顔や微笑み顔で冗談っぽくやる場合と、
両手でダイナミックにムカつき顔でやる場合とは
大きく違ってきます。
後、両手で大げさ困惑顔でやる場合もある。
この
"両手大げさ困惑悲壮顔"は、よくサッカーの試合で見ます。
あるプレイヤーが
ファールする、イエローカード出る、
『え??!!なんでこれがファールなの??!!ちょっとぉぉぉ涙』
って感じが多い。カモ。。。。とりあえずみんなやっとく、みたいな。
"微笑みもしくは苦笑顔"は
例えば
NINAちゃんが、大食いにもほどがあるってほど食べて
それでもまだ大人たちを涙目キュン顔でじっと見つめていると
『もう!!(鼻の下のび気味で)まだなにか欲しいの??!!』
って感じで大人たちがやる。カモ。。。。。ほほえましい風景。
"片手だろうと両手だろうとものすごい機嫌悪い顔"でやれば
そりゃ喧嘩になる可能性大いにあり。。。。。。
例えば、
私が田舎道をのんびりと時速50kmとかで車運転していると・・・・・
しびれを切らしたどこぞのおっさんが
クラクションすっごい鳴らしながら追い越しをかけ、
通りすがりにわざわざ窓まで開けて、鬼のような顔で
『そこのトロいお前、なんなんだよ??!!ああああ????!!!』
という感じでやる。カモ。。。。。。1回どころではない実話。
というか、イタ夫も、車の中で他人に対し1日3回はやる。
そしてやられ返され、またやる、そしてやられ返される。(時間の浪費)
概して言うと、
『一体何なのさ??!!』
ってことなのかなぁ。
下にある動画の一番最初のジェスチャーがソレ。
Learn Italian Hand Gestures with Dolce&Gabbana male models
この動画の方々はモデルさんだそうですが、
個人的にはこのような方々にあの顔で至近距離でやられると
恐れおののきます。。。。。。涙 コワイ。。。。。
でも、普通に友人間でもよく使いますヨ!
家族とかも。
もち微笑み苦笑か困惑悲壮バージョンねっ
冗談っぽくもなるし、
イタリア語ってちょっと大阪弁に通じるものがあって、
まじめに話してるはずが、なぜかこんなにオモシロイ!ってことが結構ある。
そして
ジェスチャーをまじえる事によって
平凡な話やまじめな話自体が
もっと輝いてくるというか、引きつけられるというか、
そういう効果もある気がする。
その他にもまだまだいろんなジェスチャーが。
これらも国外でやれば
イタリア人だと一発で見破られるそうです。(どんだけ簡単なんだ??)
この絵もほんの一部なので、
今後チャンスがあれば、またご紹介しま〜〜〜す